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亀田メディカルセンターの “緩和ケア 多職種チーム”

2008/06/01

緩和ケアが扱う患者さまの“痛み・苦しみ”には4つの側面(身体的、心理的、社会的、スピリチュアル面)があり、個々の側面は互いに関連し合っています。
そのため、患者さまの痛みや苦痛を1人の担当医・看護師が十分にケアすることは不可能で、異なる専門分野の担当者が協力して初めて十分なサポートが可能となります。
当院では、多職種によるチーム医療によって緩和ケアを提供しており、その内訳は以下のとおりです。
(チームは総勢約25名。専任メンバー:緩和ケア科医師2名、チャプレン1名。残りのメンバーは兼任。)

緩和ケア科医師

主治医や看護師からの相談依頼内容に沿って、必要なサポートを提供。各部門のメンバーに必要なサポート導入を依頼し、その後のフォローアップ状況を確認。全職種が参加する週1回のチームカンファレンスでは、チームが関わっている患者さま全員の支援内容をチェックします。

チャプレン

日本ではなじみが薄いですが、個人の信条・宗教によらず、生きていること自体により生じうる“根本的な苦痛やつらさ”の緩和を担当する専門職。医師、看護師からの依頼のほか、患者さま・ご家族からの直接の相談も受け付けています。

精神科医師

様々な精神症状(うつ状態、不安、不眠など)の緩和を担当。適宜臨床心理士と連携し、必要時には臨床心理士のカウンセリングを導入します。

臨床心理士

塗り絵、ちぎり絵、折り紙などを他の入院患者さまと一緒に楽しんでいただく場である「アロハ会」を開催。(毎週水曜日 午後2~4時、Kタワー 8Fダイニングルーム)心理カウンセリングを適宜担当します。

薬剤師

服薬指導管理、服薬の安全面管理など、緩和ケアで使用する薬とその使用現場におけるサポート、緩和ケアにおける薬物療法による症状のモニタリングを担当します。

看護師

各病棟勤務の看護師が緩和ケアチームの担当する患者さまを看護の面で支援。

ソーシャルワーカー

療養場所の相談ほか、家族、仕事、金銭面等、社会的困難についての相談を担当。在宅療養希望の場合には、当院の在宅医療部や亀田ファミリークリニック館山の治療スタッフとの連携役を務めます。

リハビリ療法士

運動機能の維持・訓練、療養場所にあわせた生活動作の維持練習、気分転換のリハビリ、倦怠感緩和のための軽いマッサージ、リンパ浮腫のマッサージ等を担当。手作業や趣味工作を通じた自己表現によるケアなど、幅広いサポートを行います。

管理栄養士

栄養状態、食事形態、食事摂取方法の評価を担当。その他、好みの食事、栄養補助食品の相談など、個別的な対応を担当します。

診療部事務職

緩和ケアチーム(室)の診療事務のサポートを担当。

カスタマーリレーション部

音楽プレーヤー、簡易テレビ電話の貸し出し等の個別サービス担当。

ボランティア

音楽アナムカラ※(1名)がベッドサイドでの歌とハープ演奏で、患者さまの苦痛の緩和を目指し活動中。昨年度は亀田医療技術専門学校2年生3名が傾聴ボランティアに参加。現在、一般の方から緩和ケアボランティアを募集中です。興味のある方はお電話で以下の担当者にお問合せください。

音楽アナムカラ アナムカラとはケルト語で「魂の友」の意。ハープと歌で心身共に苦しむ魂に寄り添う。
緩和ケアボランティア担当 鈴木 隆(診療部事務室)

上記以外にも大勢の病院職員のご理解とご支援により、日々の緩和ケアの提供が可能になっています。引き続き皆さまのご理解とご支援をお願い申し上げます。

緩和ケア科医師 関根龍一

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