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検診で精密検査と言われた。。乳がんである確率は?

検診を受けて突然、「要精査」と言われること、不安になりますよね。

日本対がん協会による情報を抜粋させていただきます。
「乳がん検診を1万人が受診すると、447人が「異常あり」と判定され、精密検査(二次検診)を受けるように勧められます。精密検査を受けた人は407人でした。そして、407人の中から24人に乳がんが発見されたという割合になります。」

↑の情報をざっくりまとめると、

  • 検診をうけて要精査といわれるのは、およそ20人に1人
  • 精密検査を受けて乳がんと診断されるのは、さらにその20人に1人
  • 検診を受けて乳がんと診断されるのは1/20×1/20で400人に1人

ということになります。

この数字は、色々なとらえ方ができると思います。
✓ 検診を受けても大多数の人が正常である。
✓ 精密検査が必要と言われても、そのほとんどは乳がんではない。
✓ だけど、400人中1人、乳がん検診によって症状のない乳がんが診断される。

一方で、検診で要精査と言われたお一人お一人が、がんかどうかというのは、確定診断までいくつかのステップを経て診断していく必要があり、診察や検査を受けるための時間と足を運ぶ労力、そして費用がかかります。
それは大変なことだと思いますし、その間は不安に悩まされることと思います。我々医療者はせめて、皆様の不安にしっかり向き合って診察、検査に従事したいと思います。

お読みいただきありがとうございました。
みなさまからご意見をいただき、分かりにくいところについては改訂をしてより分かりやすくし、また解説してほしい用語や知識があれば、教えていただければ幸いです。

それぞれの方の個別の相談はお受けできません。お手数ですがおかかりの主治医・担当医にご相談ください。
様々な状況の方に配慮して執筆をすすめたつもりですが、行き届かない表現がございましたら、その点深くお詫び申し上げます。そのうえで「~~という書き方は○○のような人には××なので、++のように表現すべき」などのご教示をいただけましたら、筆者にとりましても何よりも貴重な気づきにつながります、お手数ですがご協力をいただけましたら幸いに存じます。

亀田総合病院 放射線科 部長、亀田京橋クリニック 診療部部長 兼務 町田 洋一

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