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「健診」、「検診」、「検査」、「診断」、「外来」、「診察」、。。。

今、乳腺外来に初めて来られた方々は、↑に挙げたような単語は今後よく聞くことになると思います。
なるべく簡単に解説したいと思います。

健診と検診

いずれも読みは(けんしん)です。読み方が一緒なので余計に紛らわしいかもしれません。
まず健診とは、
健康診断のことで、体になにか病気が隠れていないかを確認する作業のこと。学校や職場で行われる健診や、自分で料金を支払って受ける人間ドックがあります。
一方で検診は、
特定の病気をターゲットとして評価を行う検査のことで、たとえば「乳がんけんしん」といった場合にはこの検診のことを指します。

この二つの(けんしん)で共通しているのは、
まだ症状のない、あるいは発症に気づかれていない病気を対象としていること。いずれも予防の一環になります。

外来と診察

「外来」とは入院に対する言葉で、病院内に留まっていただく(入院していただく)のではなく、ご自宅などから通っていただいて検査や治療を受けていただくこと、あるいはその診療行為の提供する場所を指します。
一方で「診察」は医師が受診者さんや患者さんにお会いして、お話を聞いたり(問診)、様子を観察したり(視診)、患部を触って確認したり(触診)、音を聴いたり(聴診)することを言います。

検査と診断

「胸にしこりがさわる」や「おなかが痛い」という症状、
あるいは「乳がん検診を受けたら異常があるといわれた」といった検査異常など、
「何かが正常でないと思われる状態」が発生した際、これが何なのかを知るために「検査」を行い、その結果として状態を明らかにしていくこと、これを「診断」と言います。
検査にもいくつか種類があり、
マンモグラフィや超音波、MRIなどを使用して行う「画像検査」
血液や尿などを採取し(採取されたものを「検体(けんたい) といいます」)、分析する「検体検査」
などがあります。これら検査結果をもとに診断を行っていきます。

また、ひとくちに診断といってもいくつかの段階があり、
どうやら異常があるらしいとか、悪性の可能性が高そうだ、といった「疑い診断」や、
最終的な診断を意味する「確定診断」
などがあります。

お読みいただきありがとうございました。
みなさまからご意見をいただき、分かりにくいところについては改訂をしてより分かりやすくし、また解説してほしい用語や知識があれば、教えていただければ幸いです。

それぞれの方の個別の相談はお受けできません。お手数ですがおかかりの主治医・担当医にご相談ください。
様々な状況の方に配慮して執筆をすすめたつもりですが、行き届かない表現がございましたら、その点深くお詫び申し上げます。そのうえで「~~という書き方は○○のような人には××なので、++のように表現すべき」などのご教示をいただけましたら、筆者にとりましても何よりも貴重な気づきにつながります、お手数ですがご協力をいただけましたら幸いに存じます。

亀田総合病院 放射線科 部長、亀田京橋クリニック 診療部部長 兼務 町田 洋一

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