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足のエコーガイド下手術のご案内(亀田総合病院 スポーツ医学科)

くり返す足の捻挫(ねんざ)と痛みに対する新しい治療の選択肢

足のエコーガイド下手術

足の捻挫(ねんざ)とは

スポーツで起こるケガで最も多く、捻挫(ねんざ)を放置すると、関節の骨を結ぶひものような役目を果たす靱帯が緩んでしまいます。靱帯が緩んでしまうと、捻挫(ねんざ)を繰り返すようになり、運動や作業に支障をきたします。

足(腱)の痛みとは

中高年以降の方で運動や作業をされる方によく起こります。腱が傷むと、痛くて使うことができないので、腱が変性(老化の一種です)してしまいます。その痛みを放置すると、運動だけでなく日常生活にも支障をきたします。

エコーガイド下靱帯縫合術

従来は、中指の長さ(7~8㎝)くらいの切開を入れて、ゆるんだ靱帯を縫い縮める手術を行ってきました。エコーを使うことで、5㎜くらいの小さな切開で同じ手術を行うことができます。30分~1時間程度の短時間の手術のため、体への負担も少なく、日帰り手術や週末のみの入院でも可能です。

エコーガイド下腱除去・再生術

(2021年3月に保険適応となる予定です)

足首の周りの痛みの原因となる足底腱膜炎やアキレス腱炎に対して、従来は大きな切開を入れて、腱を切る手術を行ってきました。現在はエコーを使って5㎜くらいの小さな切開で、傷んだ部分だけをピンポイントに除去します。除去した部分からは腱が新しく再生します。15~30分程度の短時間の手術で、体への負担も少ないです。日帰り手術や週末のみの入院でも可能です。日帰り手術や週末のみの入院でも可能です。

※費用は患者さまの状態やお持ちの保険によって異なります。詳しくは医師におたずねください。

手術の流れ(日帰りも可能です)

事例

【CASE1】痛みなく競技ができるようになりました

26歳のラグビー選手です。
大学時代に大きな捻挫(ねんざ)をしましたが、そのまま放置して、痛みを我慢しながらラグビーを続けてきました。スクラムを組むときに足首を反る動作が痛いため受診しました。靱帯がゆるみ、足首の関節が正しい位置にはまっていない状態でした。エコーガイド下手術でゆるんだ靱帯を縫合し、手術後2か月でスクラムが組めるようになりました。

【CASE2】ハイキングがもっと楽しめるようになりました

アメリカで経験したケースです。
54歳の女性でハイキングをすると足首の周りが痛くなるという方でした。3年間痛みが続いていて、さまざまな注射の治療やリハビリを受けたけれどよくなりませんでした。エコーガイド下手術で、傷んでいる腱の箇所をピンポイントに除去し再生を促しました。リハビリを経て3か月後にはハイキングができるようになりました。

足の「捻挫(ねんざ)」と「痛み」治療の新しい選択肢

  • 何度も捻挫(ねんざ)を繰り返すが、診察してもらったことがない
  • 運動や作業をすると足首やかかと周りが痛い

「捻挫(ねんざ)」で病院にかかる。なんだか大げさだと思っていませんか? たかが「捻挫(ねんざ)」ですが、されど「捻挫(ねんざ)」です。捻挫(ねんざ)をくり返すと軟骨(なんこつ)がすり減る原因となります。

また運動や作業をしてアキレス腱や足の裏が痛くなることはありませんか? この場合は腱(けん)が変性(使いすぎによる老化の一種です)しているかもしれません。痛いと使うことを避けてしまいますので、ますます老化が進んでしまいます。

新しい治療の選択肢として、エコーによる手術治療があります。これまでの手術と比べて傷が小さく、お仕事や運動への復帰が早いのが特長です。

アメリカで開発してきたこれらの技術を是非日本の患者さまにも提供したいと思っています。スポーツをする人だけでなく、お仕事で作業をされたり、健康維持のためウォーキングなどをされる人もぜひお気軽にご相談ください。

文責:亀田総合病院 スポーツ医学科 服部 惣一
(2020.11.16作成)

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