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お知らせ

ロタウイルスワクチンについて 2020/11/16

  • 患者さま向け

インフルエンザとはどんな病気なの?

これまで任意接種(自費)での取り扱いだった「ロタウイルスワクチン」が2020年10月より定期接種(公費)に指定されました。定期接種の対象は、2020年8月1日以降に生まれた乳児となります。ロタウイルスワクチンは乳幼児のロタウイルス感染による胃腸炎を予防するためのワクチンです。コロナ禍ではありますが、予防接種は延期せず必要なタイミングで接種するようにしましょう。

ロタウイルス感染症とは?

ロタウイルスによって引き起こされる急性の胃腸炎で、乳幼児期(0~6歳ころ)にかかりやすい病気です。ロタウイルスは感染力が強く、5歳までにほとんどの子どもが感染すると言われ、例年冬から春にかけて流行します。

主な症状は?

大人はロタウイルスの感染を何度も経験しているため、ほとんどの場合、症状が出ません。しかし、乳幼児は、激しい症状が出ることが多く、特に初めて感染したときに症状が強く出ます。主な症状は、水のような下痢、吐き気、嘔吐(おうと)、発熱、腹痛です。脱水症状がひどくなると点滴が必要となったり、入院が必要になることがあります。

ロタウイルスに感染すると、2~4日の潜伏期間(感染から発病までの期間)の後、水のような下痢や嘔吐が繰り返し起こります。その後、重い脱水症状が数日間続くことがあります。発熱や腹部の不快感などもよくみられます。合併症として、けいれん、肝機能異常、急性腎不全、脳症、心筋炎などが起こることがあり、死に至る場合もあります。水分が摂れずぐったりする場合は近くの医療機関へご相談ください。

治療法は?

現在、ロタウイルスに効果のある抗ウイルス剤はありません。下痢止めも有効ではありません。このため、脱水を防ぐための水分補給や体力を消耗したりしないように栄養を補給することなどが治療の中心になります。

予防法は?

感染を拡大させないためには、オムツの適切な処理(使い捨てのゴム手袋などを使い、捨てる場合はポリ袋などに入れる)、手洗いの徹底、吐物や便で汚れた衣類の次亜塩素酸消毒などによる処置が必要です。しかし、ロタウイルスの感染力は非常に強いため、これらの対策をとっても感染を完全に予防するのは困難です。

そのため、乳児へのロタウイルスワクチンによるロタウイルス感染症の重症化や合併症の予防が大切です。

ロタウイルスワクチンとは?

現在、ロタウイルス感染症を予防するワクチンには、「ロタリックス」(1価ワクチン/2回接種)と「ロタテック」(5価ワクチン/3回接種)の2種類があります。ロタウイルスの病原性を弱めて増殖させ、精製してからシロップ状にした飲むワクチンです。どちらもロタウイルス感染症に対して同様の予防効果が見込まれていますが、それぞれワクチンの接種回数や接種量が異なるため、原則として同一製剤により接種を完了する必要があります。初回接種は生後14週6日までに行います。これは、最も注意すべき副反応である腸重積症の発症を最小限にするためです。

なお、亀田クリニックでは「ロタリックス」(1価ワクチン/2回接種)を採用しています。生後6週以降に初回接種(1回目)、4週間以上の間隔をおいて2回目を内服していただきますが、2回目は遅くとも生後24週までに終了する必要があります。生後2か月で受けるヒブ、小児用肺炎球菌、B型肝炎ワクチンとの同時接種ができますので、「小児科/予防接種外来」にてご相談ください。

参考サイト厚生労働省「ロタウイルスに関するQ&A」
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkakukansenshou19/Rotavirus/index.html新しいウィンドウで表示します

予防接種のご予約は、予約センターまで。

TEL:04-7099-1111(8:00~17:00/日曜・祝日除く)

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